普天間基地の面積・大きさ・施設の使用状況
普天間基地の大きさは東京ドーム約103個分
普天間飛行場(Futenma Air Station)の面積は、約480ヘクタール(約480ha=4,800,000㎡)で、東京ドーム(46,755㎡)で換算すると、約103個分にもなります。普天間飛行場建設予定地は民間地域のサトウキビ畑やサツマイモ畑などを強制的に接収して建設されたことから約90%は私有地で、約3,000人の地権者がいます。
【↑画像クリックで拡大】 宜野湾市よりお借りしました
普天間飛行場は、宜野湾市の中心に位置し、市域面積の25%を占めていて住民地域に隣接していることから、騒音被害や墜落事故の危険性など地域住民へ様々な被害を与えています。また、効率的なまちづくりを進めるうえでも阻害要因となっていることから、宜野湾市は普天間飛行場を市の最大の行政課題と位置づけ、日米両政府に対し、一日も早い閉鎖・返還を求めています。
普天間飛行場施設の概況
●地主数は、3,031人(平成21年3月現在)います。
●年間賃借料は、65億2千2百万円といわれています。
●主用建物は、大隊司令部、管理事務所等、協会、消防舎、
将校クラブ等、貨物ターミナル、将校宿舎等、修理工場等、
倉庫等、ポンプ室、ボーリング場、食堂ほかがあります。
●工作物としては、保安柵、水道管、雨水配水管、舗装道路、
駐車場、滑走路(2,800m×46m)、誘導路、ヘリパッド、
駐機場、洗機場、レーダータワー、航空用ガソリンタンク、
プール、アンテナ、変圧装置ほかがあります。
●基地雇用従業員(日本人)は、約200人が雇用されています。
●軍人・軍属の人口は、約3,000人います。
普天間飛行場施設の使用状況
管理部隊名は、財沖米軍海兵隊基地司令部で、普天間飛行場司令部、第1海兵航空団、第18海兵航空管制群、第36海兵航空群、第17海兵航空支援中隊です。
使用主目的は『飛行場』で、普天間飛行場施設・区域内にある出入路の地元住民の使用は、アメリカ合衆国軍隊の活動を妨げない限り許されるとされています。